咳や痰、発熱、息切れ、喘鳴、胸痛、いびき等の症状の方は、当院にご相談ください。
あゆみクリニックでは、春日部市・越谷市(せんげん台)のかかりつけ医として、咳の症状について以下の診療を行います。
長引く咳や、息切れで悩んでいる、子供の喘息について悩んでいる。咳や痰などでイライラしてしまう。喘息、肺気腫だから運動をあきらめている。喘息や咳が止まらず仕事や学業にも不安がある。気管支拡張症、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)(肺気腫及び慢性気管支炎)や肺炎などの診療と療養のご相談をいたします。
長引く咳にご注意ください
3週間以上続く咳や痰を認める場合は、かぜ等の感染症でない場合があります。
気管支喘息、咳喘息、アトピー性咳嗽、COPD、胃食道逆流症、など多岐にわたる疾患の中、
アレルギー疾患(約80%:下図)を疑う必要があります。
咳が出ると続く、話をすると咳き込む、走ると咳がでる、夜間ふとんにはいると咳が出る、鼻汁が喉に流れる、胸焼けも感じるなど咳は色々です。詳しくお話を聞かせていただいて、症状や問診によっては、
肺機能検査をして、咳の悩みを解決させていただきます。
遷延性・慢性咳嗽の原因疾患と頻度(13歳以上)
咳は、音から観察するといろいろ特徴があります。
咳をするときの音を聞いてみると、軽い調子の「コン、コン」という乾いた感じの咳(乾性咳嗽)や、痰がからんだ「ゴホン、ゴホン」という湿った感じの咳(湿性咳嗽)があります。また「ケン、ケン」と犬が吠えるように聞こえる犬吠様咳嗽という咳もあり、呼吸困難につながる重症の病気の症状のことがあります。
咳の続く期間も重要です。
3週間未満で落ち着く咳(急性の咳)、
3〜8週間続く咳(遷延性の咳)、
8週間以上続く長引く咳(慢性の咳)、として区別しています。
診察や受付の問診で咳が続く期間や、咳の音質を教えていただくことは、その背後に潜む病気を見つける重要な手がかりとなりますので、小さいお子様のお母さんは、診察時咳の音をお伝えいただくと最短でより良い治療が行えます。咳が長引く場合、まずは問診により明らかな誘発因子(服用のお薬、喫煙など)を確認し、それらを除去していきます。次いで胸部レントゲン検査にて異常が認められる場合には、それらの異常に対する検査や治療を進めていきます。
咳は痰を伴うかどうかによって異なるタイプに分かれます。痰を伴う湿性咳嗽と、痰を伴わない、もしくは出ても少量の乾性咳嗽の2種類に分類されます。
湿性咳嗽は、風邪や肺炎などウイルスや細菌による感染症のことが多く、長引く場合には副鼻腔気管支症候群や後鼻漏といった鼻の病気や、一部の気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺がんなどが原因となっていることがあります。乾性咳嗽は、気管支喘息、咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症、COPD、薬剤性咳嗽、間質性肺炎、心因性咳嗽などが原因となっていることもあります。
一方、急性のせきの多くはかぜ症候群に伴うものが多く、そのほとんどが自然に軽快します。他の急性のせきとして代表的な病気は、かぜ症候群以外の呼吸器感染症、気胸、胸膜炎そして肺血栓塞栓症などがあります。